公園はどこも同じ。子どもが生まれる前はそう思っていました。運動場があるような大きな公園なら違いを感じられても、遊具や砂場のある児童公園はどこも大差がないように感じますよね。
子どもが生まれて5年が経った今では、砂場をしたいならここ。遊具で遊ぶならあそこ!どんぐり拾いはここ。電車も見たいならここ。買い物がしたいから途中に立ち寄れるのはあの公園!という具合に、それぞれの公園の特徴をつかめるようになってきました。(笑)。
今回ご紹介するのは薬園台駅前にある「樫の木公園」です。これまでいくつかの公園をご紹介してきましたが、今回は私たち家族の庭とも言える定番の遊び場をご案内します!
薬園台駅のホームから見える憩いの公園!
新京成線「薬園台駅」に降り立つと、木々が茂り葉がカサカサと揺れる清々しい景色が広がります。ホームから見えるその公園が今回ご紹介する「樫の木公園」です。改札を出て東口の階段を下ると、子どもと一緒に歩いても徒歩2分ほどで到着します。

入り口には車どめがしてありますが、間隔が空いているのでベビーカーや自転車で通ることができます。
こちらの写真の木の向こう側に見えるのが薬園台駅のホームです。樫の木公園はトレインビューも楽しめる公園なので、電車好きのキッズにもおすすめです♪フェンスの前に子どもたちが集まって、電車に手を振る姿はいつまでも見ていたい愛らしさです。
砂場に遊具!日陰もあって快適に遊べます!
遊具は砂場・ブランコ・シーソー・すべり台・鉄棒があります。
砂場は使っていないときはネットをかけることになっていて、ゴミなどが入らないように工夫されています。数年前まではなかった設備ですが、設置されて以降ゴミが入らず快適になりました。砂場はたくさんの子どもたちが一緒に遊ぶのに十分な広さがあり、お山やトンネルなどの大作も作れますよ!

薬園台駅周辺にはいくつかの保育園があるようで、遊びに来ている子どもたちに出会います。この日は2歳の娘とでかけたのですが、自分と同じ年代の子どもたちがいて一緒に遊べるのがうれしいようでした。
暑い日でも木の陰が砂場にかかり、涼しく遊べます。木陰が多い公園なので、暑い日の公園遊びにピッタリですよ。お昼ごろにはお仕事の休憩中かな?と思われる方々がベンチで休んでいるのもよく見かけます。子どもだけでなく、大人にとっても大切な憩いの場になっているようです。

少し分かりにくいですがすべり台、シーソー、ブランコがあります。どの遊具も色使いがポップでかわいらしいので写真を撮るとカラフルになるのもお気に入りのポイントです。
園内の遊具からは古さを感じないので小さい子どもが遊んでいても安心です。余談ですが、長男がすべり台を覚えたのはこの公園でした。まだ1人ですべるのを怖がっていたころは狭い階段を登って一緒にすべったなぁ、と懐かしくなりました。
このすべり台は大人気でみんなが順番待ちをしながら楽しく遊んでいます。子どもたちが秩序を学ぶのはこういった場面なんだなと感心しています。。
遊びと発見は自然の中からも
今回の訪問ではちょうど樫の木がどんぐりを落としている時期でしたので、砂場で遊んでいる子どもたちはどんぐりを使って砂場遊びを楽しんでいました。子どもたちってどうしてあんなにどんぐりが好きなのでしょうね。熱心に探す姿を見ていると、こちらも一緒になって探してしまいます。

あった!殻斗が枝についたままのどんぐりを発見しました。この日の収穫はまあまあでしたが、多い日はビニール袋が重くなるくらいのどんぐりを拾っています。すぐそばにある「正伯公園」はすこし細長いどんぐりを拾えますが、ここでは少し丸みのあるどんぐりを拾えます♪
樫の木公園は四季折々の自然と発見にあふれる公園です。初夏には紫陽花が咲きます。真夏は厳しい日差しから私たちを守ってくれる木漏れ日と元気に咲くひまわりを眺め、木の幹からあふれる樹液にカブトムシのように惹きつけられる子どもたち。私も「お母さん!これ何?メープルシロップ?」と聞かれたことがありました。あながち間違っていないのが面白かったです。
秋はどんぐり拾いに勤しみ、冬には寒空の下でも元気に駆け回り、隅に咲く色鮮やかな椿を愛でる。ベンチで持参した温かい飲み物を飲むのも楽しいんですよね。
子どもたちと訪れる公園にはそれぞれ愛着がありますが、子どもが赤ちゃんだった頃からお世話になっている樫の木公園は特別な思い入れがあります。私にとっては子育ての相棒的存在なので、これからも一緒に子どもたちの成長を見守ってほしいと願っています。
樫の木公園
住所:千葉県船橋市薬円台5丁目7
アクセス:新京成線「薬園台駅」から徒歩約2分