大きな公園には幅広い世代が楽しめる魅力がたくさんあります。船橋市薬円台にある「薬円台公園」も、赤ちゃんからお年寄りまで、みんなが楽しめる魅力がつまった公園です。駅からは少し離れますが、周辺にはお店が多くバス停や駐車場もあるので便利です。
今回は、私と家族のお気に入りスポットでもある「薬円台公園」をご紹介します!何度行っても楽しめる大好きな公園で、我が家にとってはもはやレジャースポットです。その魅力をたっぷりお伝えします!
薬円台公園へのアクセスは徒歩もおすすめ!

薬円台公園は駅から少し離れた場所にありますが、バスや車でもアクセスしやすいです。駐車場は自由運動広場側に2か所あり、最寄のバス停は「郷土資料館」です。アクセスの良い多目的公園ですが、おすすめは徒歩!薬円台公園周辺はお店が充実していて、穴場的なスポットが多くあります。
薬円台駅と習志野駅から同じくらいの時間で向かうことができ、途中にはパン屋さんや酒屋さん、お菓子屋さんなどがあります。個人で営んでいるお店が多く、街の活気が感じられますよ。
公園の東側にはコンビニやドラッグストアがあり、買い物にも便利です。また、飲食店も多いので家族で外食を楽しむのもおすすめです!我が家の息子はすぐ近くにある「はま寿司」がお気に入りで、遊んだ帰りには決まって「お腹すいちゃって歩けない〜」とおねだりしてきます…。
緑豊かで清々しさが感じられる公園

薬円台公園は木々に囲まれた公園です。公園内はいくつかのゾーンに分かれていますが、公園全体が木々に囲まれているのでどこにいても自然を感じることができます。西側の「しょうぶ池」周辺は散策コースになっていて、しょうぶ池やあずまやがあります。春には桜が楽しめるスポットです。
遊技広場をこえて、噴水広場に出ると春にはキレイな藤棚が楽しめるベンチがあります。いつも楽しそうにお話している方々がいてほっこりした気持ちになります♪
ベンチからは噴水を正面に見ることができます。残念ながら噴水は休止中なのですが、大きな噴水なので水が噴き上がる日が楽しみです。
この日は小学生くらいの子どもたちが多く、集まっておしゃべりをしていたり、ボール遊びをしていました。ボール遊びができる公園ですが、「迷惑になるボール遊びは禁止」とされていて、子どもたちもルールを守って遊んでいました。
遊びに夢中になって当然なのに、ベビーカーを押している私を見つけて、一度遊ぶのを中断して道を譲ってくれたのは、とてもうれしかったです。みんなが楽しめるように気を配っている姿を見れて、清々しい気持ちになりました。
徒渉池は無料で遊べる幼児プール!

夏季に解放される「徒渉池」は小学3年生以下を対象にしたプールです。広さも十分で水深は浅く、小さな子どもでも安心して遊べます!滑り台がついているので遊びごたえもバッチリ。大人は普段着で入場できるので準備も簡単です。気軽に遊びに行ける水遊びスポットとして人気があります。
実は薬円台公園に通うようになったのはコロナ禍に入ってから…。つまりまだ徒渉池で遊んだことがありません。息子も私も遊べる日を心待ちにしています。
遊技広場はわくわくがいっぱい!

大きな遊具がある「遊技広場」も360度を木々に囲まれています。
新緑の季節には葉が青々と茂って木陰をつくり、秋の紅葉の時期にはあたり一面が赤や黄色に染まります。
このエリアは私たち家族が通い詰めているエリアです!4歳と1歳の子どもがいるのですが、この遊技広場が大好きなのです。大きな石の滑り台やうねうねと生き物のように波打つ遊具、区画が分かれていない砂場は子どもたちの好奇心をくすぐるようです。
上の子が小さい時から通っている公園なので、どんどんと遊び方が変わっていくのも感慨深いですね。遊びに来ている同じ年代の子どもたちと追いかけっこをしたり、滑り台に何度も何度も登って砂だらけになって遊んでいます。
遊技広場のそばには公衆トイレがあり、子どもと長時間遊ぶときにも安心です。いつもキレイに清掃されていて、暗さも感じないので子どもも嫌がらずにトイレに行ってくれています。公園のトイレは不衛生で暗いイメージがありましたが、薬円台公園のトイレはそういった不安がありません。

薬円台公園のシンボル「D51蒸気機関車」

噴水広場をまっすぐ抜けていくと、薬円台公園のシンボルとも言える「D51蒸気機関車」があります。その存在感は圧倒的!D51は「デゴイチ」とも呼ばれて親しまれている有名な機関車です。機関車トーマスに出てくる「ヒロ」のモデルにもなった機関車ですね。蒸気機関車の中でも大きいクラスのものだそうです。
土日限定で運転席を一般公開しています!何度か訪れたことがあるのですが、午後は資料館の方がガイドをしてくれて、貴重なお話を伺うことができます。以前に子どもと一緒にお話を伺ったときには、子どもにも理解できる言葉で説明してくださって感動しました。車輪の形状、燃料になる石炭とそれを燃やす仕組みなどを教えてくださり、私も聞き入っていました。

とても重厚感があり、こんな重たそうな鉄の塊が蒸気で走っていたなんて…と毎度その存在感に圧倒されます。大人も子どもも楽しめる展示なので、薬円台公園を訪れた際にはぜひ足を運んでみてくださいね!
薬円台公園(やくえんだいこうえん)
住所:千葉県船橋市薬円台4丁目25
アクセス:新京成線「薬園台駅」徒歩13分
新京成線 「習志野駅」徒歩10分