まだまだ暑い日が続き、子どもとTVでも観ながら過ごしていると、何気なく観たニュースで野菜の高騰が問題視されていました。
そういえば野菜高騰の影響で大根など、庶民の味方の野菜を手に取ることが少なくなった…と思い、大手スーパーなどではなく個人店で経営している安いお店など検索!
北習志野駅近くに、目利きのプロが選ぶ新鮮で安い八百屋さんがあるとの情報があり、さっそく行ってみました!
常連さん多数!季節のマルシェ

北習志野駅から徒歩約5分ほど。スーパーSEIYU さんの真向かいにある青果店季節のマルシェ。お店の規模は20坪の個人商店の八百屋さんです。
2021年12月22日にオープン。まだオープンして8ヶ月ながらも、多くのお客様が来店しています。
営業時間は10時から17時。
開店後2時間は常連のお客様が多く、100名ほどご来店されるそうです。1日200人~250人の来店数がある人気の青果店です。
目利きのプロが選んだ安くて大きな果物たち

入店する前から100円のお野菜の陳列が目立ちます!
店主の宮崎さんいわく、日常的に使うお野菜はなるべく安く、そして目立つ場所にて販売しているとのこと。他にもすぐ右側には果物の陳列が目立ちます。


果物をみて、こんな特大サイズの梨が198円(税抜)で販売してることに驚きました。スーパーで購入すると、特大は安くても398円で販売しているイメージです。
農家さんは、大きくていい商品を季節のピークが過ぎるまで持っている可能性が高いため、そこを狙って交渉するのだとか。目利きのプロならではの仕入れ、販売戦略ですね。
9月中旬のこの日の果物は、梨3種類、りんご3種類、ぶどう3種類、柿、バナナ、メロン、グレープフルーツ、スイカなど実りの秋ならではの品ぞろえです。

シャインマスカットも大粒で980円(税抜)でした。
店内のお野菜や果物の横にあるPOPは、店主宮崎さんの奥様の手書きとのこと。わかりやすい一言が添えてあり、より購買意欲が湧きます。
日常で食べてもらえる価格設定
あまりの安さに、店主の宮崎さんに仕入れ先をお聞きしたところ、東京の太田市場にて主に仕入れしているとのこと。
千葉での市場全部足しても、その倍太田市場が取り扱い商品数が多く、宮崎さん自身の目利きで仕入れ販売しています。
宮﨑さんは高校生の頃、船橋駅前の果物屋でアルバイトを経験して、そこで販売の楽しさを知り、大学卒業後は大手スーパーに勤務。青果を担当しチーフからバイヤ―まで経験して50年、その経験が新鮮で安い青果の販売へと繋がっています。
また目の前に大型スーパーがあるので、立地条件に不安はなかったですか?とお聞きしたところ、狙ってこの場所を選んだそうです。
大手スーパーに勤務していたからこそスーパーの弱点がわかるとのこと。
スーパーとの差別化を図るためにただ安く販売するのではなく、スーパーに陳列している果物より、グレードアップし安い価格設定にしてより多くのお客様が足を運ぶお店にしたのだとか。
「うちは、毎日が特売です。スーパーでは贈答用の果物を、季節のマルシェでは日常で食べていただける価格にしています」とのこと。地域に寄り添ったステキな八百屋さんですね。
野菜の高騰が続くなか、季節のマルシェでは、他店舗よりも大きく安い商品があり、年齢層も若い方から年配の方、男性の一人客など幅広いお客様でにぎわっています。


果物の他にもキャベツや白菜、人参も

本日購入した果物と野菜合わせて、892円!葡萄も購入してこの値段!?と会計で驚きました。
有機栽培のバナナはエクアドル産の大きな4本入りが100円(税抜)。
エクアドルは昼夜の寒暖差が10度以上あるので、甘いバナナが良く育つのだとか。甘くてもっちりしていて、私も子どもも大好きな産地です。
他のスーパーでは、お高めでなかなか購入できない商品だったのでうれしいですね!
笑顔で幸せそうにバナナを食べる子どもをみて、よし!また買いに行こう!と思っちゃう母です。
季節、時価で販売価格は変わりますが、一度訪れたら虜になる商品の安さ、店主の宮崎さんの豊富な知識に明るい接客、また行きたい!そう思えるお店でした。
野菜高騰、物価高騰が続く今、安くていい物をと考えてるみなさまにぜひ足を運んでいただきたいです。
季節のマルシェ
住所:千葉県船橋市習志野台2-3-3
アクセス:新京成電鉄 「北習志野駅」より徒歩約5分
営業時間:10:00-17:00
(夏季18:00まで)
定休日:日曜日
駐車場:なし