馬込沢駅から徒歩3分にある「駄菓子屋マルシェ」。
誠建クリエート株式会社の敷地内にある駄菓子屋マルシェは、地域の主婦たちが集まって成り立つ、楽しくて温かい場所でした。
「ログの駄菓子屋さん」から「駄菓子屋マルシェ」に店名が変わりましたが、子どもたちからは「ログ駄菓」と呼ばれるほどの人気ぶりです。
今回は、子どもたちへの愛情が深い駄菓子屋マルシェの魅力をたっぷりとお伝えします。
平成と令和の良さがたっぷり

店内に入ると、壁際にお菓子がいっぱい!
懐かしいものばかりで、小学生の頃の遠足を思い出しました。
昔食べていたお菓子が並べられているのを見て、ワクワクが止まりません!

ふと左を見ると、TikTokで流行ったギャラクシーグミをはじめ、大人気の輸入品シリーズがありました!
昔の良さを残したまま、最近の流行りをしっかりとおさえた大人も楽しめる駄菓子マルシェ。
子どもの付き添いで来たはずが、つい大人も買いたくなりますよね!
すべてを流行り物で埋め尽くさず、昔ながらの駄菓子の売り場を残したのは「こっちの世界(駄菓子)を楽しんでくれる子どもたちを大事にしたい」という思いからです。
お菓子だけではありません。
かわいいハンドメイド商品も販売していますよ!

一つ一つ心を込めて作られたハンドメイド商品は、くじの対象にもなっています。
隣には駄菓子のくじも用意されていますよ!
遊びにきたらぜひ、くじを引いてみてくださいね!
子どもへの愛情が深い駄菓子屋マルシェ

今回は、スタッフの藤嶋さんにお話を伺いましたが、子どもへの愛情が深く、温かい気持ちになりました。
店内を見渡すと、どの商品も値段がすべてキリのよい数字。
「子どもが計算しやすいように…」という、スタッフのやさしさからでした。
また、レジカウンターのところには募金箱が!
県内に住んでいるウクライナ人の写真を貼り「少しでも関心をもってもらえたら・・・」という思いが込められています。
子どもたちは、100円を握りしめて駄菓子を買いにきた際、募金もしてくれるのだとか。
そして、私が何よりも驚いたのが、入り口のところにある「お悩み相談箱」でした。

「親や学校に言えないことあったら何でも話してね。話聞くよ!」というもの。
テレビで報道された某ニュースを知って、衝撃を受けたことがきっかけだったそうです。
何でも話せる環境ってうれしいですよね。
駄菓子屋マルシェで働くスタッフの素晴らしい行動力や、子どもに対する愛情の深さが伝わり、感動しました。
コミュニケーションを大切にする場所

駄菓子屋マルシェでは、子どもとのコミュニケーションを大切にしています。
子どもたちに流行っているものを聞き、商品として販売することもあるのだとか。
子どもの素直な意見に耳を傾けて、地域の主婦たちを中心にみんなで作り上げている駄菓子屋さん!という印象を受けました。
また、駄菓子屋マルシェでは子どもの顔を覚えて「久しぶり!」と声をかけたり、褒めるときは褒めるスタイルをとっています。
レジ待ちのときにちゃんと並ばない子どもに注意することも!
見て見ぬふりをしがちなことも、日々のコミュニケーションを大切にしながら、ダメなことはダメと教えてくれます。
外にあるベンチには「捨てるな!ゴミはゴミ箱へ」と、イラスト付きでわかりやすく書かれていました。
駄菓子屋マルシェでは、季節ごとにイベントも開催しています。
今年の夏は、かき氷やスーパーボールすくいなど、大人も子どもも楽しめるイベントで多くのお客様が来てくれたそうです。
常に楽しみがつまった駄菓子屋マルシェ、今後どんなイベントを開催するのか楽しみですね!
学校、家庭、そして駄菓子屋マルシェ

駄菓子屋マルシェでは、目指しているものがあります。
「それは第三の場所でありたい」ということ。
学校、家庭、そして駄菓子屋マルシェ・・・「家庭内で『あそこの駄菓子屋なら行っておいで』と言ってもらえるような場所を目指している」と話してくれた藤嶋さん。
ステキな駄菓子屋さんですよね!
今回取材させていただき、子どものことを一番に考えた駄菓子屋マルシェがますます好きになりました!
ぜひ、駄菓子屋マルシェに遊びにきてください!
駄菓子屋マルシェ
住所:千葉県船橋市馬込西2-18-4 誠建クリエート内
アクセス:東武アーバンパークライン「馬込沢駅」から徒歩3分
営業時間:火曜〜金曜 15:00〜17:00
土曜日 13:00〜17:00
定休日:日曜日・月曜日
※2023年4月28日をもって営業終了
https://www.instagram.com/dagashiya_marche/